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補聴器を製造するメーカーについて

カテゴリ: 補聴器で重要なキーワーズ 公開日:2019年04月08日(月)

世界の補聴器製造は欧州で始まり、現在もデンマークやスイスのメーカーが業界のリーダーとして活動しています。

日本にも補聴器メーカーがあり、補聴器選びに困惑している方もいるでしょう。

一般的に、メーカーにより音質の違いがあるので、補聴器を購入するときは、複数メーカーの音質を聞いてみることが推奨されています。

そのため、自分にあった補聴器を見つけ出すには、いろいろなメーカーの特徴を知っておくべきです。

今回は、国内と海外の補聴器メーカーを紹介します。

  • 1.日本の補聴器主要メーカー

    • 1.1.リオン

      日本メーカーとしては最大手です。リオネットセンターという屋号の元、全国に直営店や代理店展開を幅広く保有しています。

      同社が製造販売している測定機器を通じて耳鼻咽喉科との結びつきが強いのが特徴です。

      補聴器に搭載している様々な機能群の内容では、欧米メーカーに後塵を拝している部分はあります。

      しかし、使い勝手の面で日本メーカーらしい配慮が施されている小売店展開が評価されています。

    • 1.2.コルチトーン

      リオンと同様、歴史のある日本メーカーです。アナログ補聴器時代は自社開発の補聴器を販売していましたが、デジタル化に伴い、シバントス社のレクストーン製品をOEMで製造販売しています。

    • 1.3.パナソニック

      パナソニックグループの子会社であるパナソニック補聴器株式会社として、パナソニック補聴器の製造販売を展開しています。

      「パナソニック補聴器プラザ」という直営店舗及び、全国に展開しているパナソニック系の家電製品販売店での販売が多く、一般の補聴器販売店での販売は余り多くありません。

  • 2.海外の補聴器主要メーカー

    • 2.1.リサウンド

      ワイヤレス、および小型化の分野で世界をリードするGNグループに属するデンマークの補聴器メーカーです。

      以前買収した米国メーカーのリサウンドが補聴器製品のブランド名になっています。携帯電話とのワイヤレス接続では補聴器業界で最先端にあります。

    • 2.2.ワイデックス

      2019年3月にシバントスと合併し世界第3位の補聴器メーカー「新社名はWS オージオロジー」になりました。

      合併はしましたが、各市場での販売は、当面従来通り別々の販売ルートを維持していくようです。同社はブルームという屋号の販売店展開を積極的に展開しています。

    • 2.3.オーティコン

      世界最大手の補聴器メーカーの1社で、本社はデンマークにあります。

      物理学、音響学、生理学、聴能学や工学に至るまで、オージオロジーの研究をするエリクスホルス研究所を保有しています。

      その研究内容を補聴器に反映させることで、技術的に最も進歩しているメーカーでもあります。

      2017年後半から販売されたオーティコン・オープンシリーズが音空間認知池機能を搭載して、販売を飛躍的に拡大しています。

    • 2.4.ベルトーン

      ベルトーンがメーカー名ではなくブランド名です。日本ではNJH(ニュージャパン ヒアリング エイド)社が日本における総代理店として製造販売を行っていますが、製品はリサウンドのOEMです。

    • 2.5.ユニトロン

      ベルトーン同様NJH社が日本における総代理店で製造販売を行っていますが、ユニトロンはカナダのメーカーブランドで、ソノヴァグループに属しています。

      補聴器の形状は若干異なりますが、プラットフォームや使用されている部品はフォナックのOEMです。

    • 2.6.シバントス

      以前シーメンスとして世界で販売されていましたが、数年前にスウェーデンの投資会社(EQT)が買収して、シバントスに社名を変更し、補聴器もシグニア補聴器になりました。

      そして、製造場所も現在はシンガポールに変わっています。2019年3月にワイデックスとの合併が発表されましたが、当面は別々の製造販売活動を進めています。

      日本ではメガネの量販店での取り扱いが多く、また、ベストサウンドという屋号で販売店網を構築しています。

    • 2.7.スターキー

      元々は補聴器の修理業からスタートした米国のメーカーです。米国に1000店舗以上の販売店網を持ち、米国中心に活動をしています。

      最近はIICという超小型の耳あな型補聴器が注目されています。また、音楽を聴くときに有効な補聴器のプログラムが注目されています。

      日本では池田補聴器という屋号で小売店展開を進めています。

    • 2.8.フォナック

      スイスのソノヴァグループの中核的ブランドです。ソノヴァグループはオーティコングループと並ぶ、世界最大級の補聴器メーカーです。

      フォナックブランドは技術的にも世界をリードしていて、特に指向性機能については定評があります。

      また、重度難聴に使用されているFM補聴器についても、世界市場の大半を占めています。

      日本における小売店展開にも積極的でリケンという屋号や理研産業補聴器センター名で店舗数を拡大しています。

    • 2.9バーナフォン

      スイス発祥のメーカーで現在はオーティコングループに属しています。

      同社の特徴は、他のメーカーがマルチチャネルというデジタル信楽処理を使用しているのに対し、同社はチャネルフリーという独自の信号処理システムを開発して使用しているところにあります。

      このシステムの場合、より自然な音質が得られると言われています。また、ハウリング抑制については、世界でも最高水準の技術を保有しています。

  • 3.まとめ

    世界の補聴器製造は5大グループ(オーティコングループ、ソノヴァグループ、リサウンドグループ、WS オージオロジー、スターキー)が全体の80%以上を占めています。

    日本における各メーカーの活動は、自社の販売店網を拡充する方向で進んでいます。

    製品についてはデジタルチップの高性能化のおかげで、メーカー間の格差が無くなってきています。