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堺屋太一氏の「平成三十年」!

カテゴリ: 雑記(本の世界) 公開日:2019年03月28日(木)

堺屋太一氏の「平成三十年」!

今年の2月に逝去された堺屋太一氏の著書「平成三十年」が注目を集めています。

この予測小説は、1997年6月1日より1998年7月26日まで、朝日新聞朝刊に連載した小説がベースになっています。この連載が終了した直後に、同氏は小渕内閣の経済企画庁長官や情報産業担当大臣として関与した時期があり、その間に変化した内外の情勢を含めて編、編集4年間の修正加筆を経て世の中に出た未来予測小説です。

 

同氏は、まず初めに、今後日本で確実に進むであろう三つのことを前提として取り上げました。
① 少子高齢化:平成30年には「団塊の世代」は60歳代後半の高齢者となり、その子供たちの「団塊ジュニア」も40歳代に入るので、本編主人公の木下和夫とその父昭夫は「団塊とその子」としました。
② 地方の過疎化:もしその時までに日本が首都機能の移転をしていなければ、中山間地は凄まじい衰退に陥っていることと、東京で営まれる官僚機構は、東京一極集中の仕組みを保つだろうと想定しました。
③ 知価社会化:様々な新産業と新製品が出現し、創業と閉業が増加していることを想定しました。

そして、本編主人公の木下和夫とその父昭夫を通じて、平成30年の姿を様々な分野で記述しています。外れていることも多少はありますが、当たっていることの方が多く、同氏の洞察力に驚きます。

今の時代に対する警世の意味合いも含まれていますので、ぜひ読んでみては如何でしょうか?