戦争の行方!
戦争の行方!
2月24日にロシアのウクライナ侵攻が始まってから既に2か月以上が経過した。
国外に避難した人たちは祖国に帰りたいのに帰れないもどかしさを抱えつつ、その暮らしを立てるのに苦労している。
仕事を見つけようとしても言葉の壁があったり、全てを一から始める生活は本当に大変ではないか?
一方ウクライナに残った人たちは戦火に晒され、攻撃に怯えながらも必死で生きている、あるいは理不尽にも殺された人たちが沢山いる。
誰もがこんな状態を望まないのにある日突然国境を越えて隣国のロシアが侵攻してきたのだ。
ウクライナ人の国家を守る強い意志に加え西側諸国の経済制裁やウクライナへの武器供与もあり、
ロシアは思ったように出来ないことに苛立ち益々エスカレートした発言をしている。
プーチンが「ロシアは他国の持っていない武器を持っており必要に応じて電光石火の如くそれを使う」と発言したが、
これ派ウクライナだけでなくその他の国も対象となるので、世界は今とんでもない状況に晒されていると考える必要があるのではないか?
日本は今日からゴールデンウィークで、本来なら浮き浮きした気持ちで初夏の陽気を楽しむところだが、気分的に開放感が感じられない。
戦争が早く終わり、ウクライナの人々に穏やかな日常が戻って欲しい、そう望むばかりである!
憧れの地球!
憧れの地球!
宇宙飛行士山崎直子さんが「宇宙に行く前は宇宙が憧れだったが、行ってみると宇宙は果てしなく暗い空間で、
そこから見る地球は、昼は青く輝き夜は様々なイルミネーションで光り輝く、この地球こそが憧れであることに気づいた」と語っています。
宇宙に行くチャンスを持てる人はまだまだほんの一握りですが、地球を外側から眺めた人の言葉として心に強く響きました。
この地球そしてこの日本に暮らす日本人として、豊かな自然に恵まれ、戦争もなく、インフラの整った家に住み、
海の幸山の幸が店頭に所せましと並び、食料危機や飢餓とはかけ離れた環境は本当に恵まれていて幸せです。
しかしそれがずっと続く保証はどこにもありません。
恵まれた地球に住む私たちがそのかけがえのない大切さを強く意識して存続させる為の知恵を絞り、
人類の共通価値としてそれを実行していかないと、それも今すぐ始めないといけません。
この幸せな時間は有限であることを現在の世界情勢が緊急性をもって発信しています。
楽園が地獄に変わらないようにと!
ウクライナ・頑張れー!
ウクライナ・頑張れー!
4月18日の週に入り、ロシアがウクライナ東部と南部マリウポリに集中して大攻勢をかけている。
TV情報によれば、5月9日にプーチンが勝利宣言をしたいが為に急がせているとのこと。
マリウポリも東部もロシア側の情報が多くなりウクライナの劣勢が感じられ、このまま敗戦につながるのかと不安に駆られる。
米国やNATOが提供しているといわれる攻撃型武器は何処にあるのだろうか?
手配が手遅れでウクライナが降参するのでは何の意味もないではないか!
米国もNATOっももっと迅速な対応をしてほしい。
病気で動きが取れない身としては参戦出来ず申し訳ないが、声援だけは強く送りたい。
ウクライナ・頑張れー!
フランス大統領選挙の行方!
フランス大統領選挙の行方!
10日に行われたフランスの大統領選挙は過半数を取得した候補がなかったため、
24日にマクロン候補とルペン候補が決戦投票を行うことになった。2017年の再現である。
前回との違いは現在ロシアのウクライナ侵攻が進行中でNATOにおけるフランスの立ち位置が違うということである。
現職のマクロン候補は44歳の若さでNATOの中心的存在感を意識していてプーチンを抑制するためには必要と見受けられるが、
国内経済の状況が芳しくないので国民の一部には支持しない層もある程度いる様である。
一方のルペン候補はむしろ親プーチン派で大統領になったらNATOを脱退すると言っているようだ。
ルペン候補が大統領になるとNATOの結束が緩みプーチンが益々増長しウクライナをロシアに併合してしまうかも知れない。
そんな危ない選択をフランス国民が下すとは思えないが、NATOにとって影響は大きいので気をもみながら結果を待ちたい!
新型コロナウイルス感染の行方!
新型コロナウイルス感染の行方!
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学によれば4月12日に世界の感染者は5億人を超えたそうです。
世界の人口が78億人と想定すると6.4%、つまり百人に対し6人以上が感染している事になります。
最多は米国の約8050万人で、インドの約4300万人、ブラジルの約3020万人、フランスの約2740万人、
ドイツの約2280万人と続きます。日本は約710万人です。
フランスは全人口が約6700万人ですから40%以上が感染した事になります。
こんな状況になったら日本ではパニックになりますから、新型コロナ感染との向き合い方が国によって大きな違いがあることが分かります。一言で言えば、日本は平和過ぎるということではないでしょうか?
ロシアのウクライナ侵攻が中心のTV報道が展開されているのであまり目立たないですが感染拡大の可能性は未だ残ります。
ワクチンも治療薬も増えてきているのでやがてはインフルエンザ並になるのでしょうが、まだ死者数に圧倒的なさがあります。
日本における新型コロナの総死者数は13日現在で28,840人ですが、インフルエンザの場合2019年は3、575人、
2020年は956人でした。
オミクロンの亜種による第7波の感染拡大の警鐘を発する専門家もいますので、さらに1年くらいは辛抱が必要なのかも知れません。
4月の危機!
4月の危機!
日本では佐々木朗希投手の完全試合が嬉しいニュースとして日本中を席巻し、開幕したMLBでは鈴木誠也が4試合で3本塁打と華々しく登場し、不振の大谷を置き去りにする程の明るいニュースが飛び交っている今日このごろだが、拡大か収束かはっきりしないコロナ禍が沈黙していて不気味であるのに加え、今月世界を震撼させそうなのがロシアのウクライナ大侵攻予測である。
ドンパス地方を占領するためにロシア軍が国境に集結し今にも大攻勢をかけそうな様相であるし、南のマリウポリでは2万人以上が殺され、さらに化学兵器が使用された未確認情報で世界が緊張している。
それに対しウクライナ側は欧米からの武器提供を受けて徹底抗戦の構えだが、何処で戦闘を進めるのか明らかになっていないので、
圧倒的な戦力を誇るロシアに瞬く間にやられそうである。その結果ロシアのプーチンは誇らしげに勝利を宣言するだろうが、
その裏には何万人もの死者や捕虜そして何百万人もの避難者を出しているのである。
こんな蛮行が世界で許されるとすれば世界の治安は無いに等しい。
やはりどこかで欧米も戦いに加わる必要があるのではないか?
ロシアの北海道侵攻の可能性!
ロシアの北海道侵攻の可能性!
この可能性についてはこれまで2回ほど掲載したが、ついにロシアの政治家がその可能性を仄めかし始めた。
よくわからない「公正なロシア」政党の党首であるミロノフ氏が「どの国にも願望があれば、隣国に領土要求を提出することができる。
専門家によれば、ロシアは北海道の権利を有している」と言い出したのである。
現実に択捉・国後島で1000人規模の軍事演習を始めたことをロシア国防省が発表している。
ウクライナでの蛮行を見ると可能性はあると感じるが、訪島のところはどうなのだろうか?
自衛隊は旭川と札幌に駐屯していてロシアが侵攻してくるとすれば3カ所が想定されるということで、
それに対する対応をすべく戦術を張り巡らせているが、想定外の事が起きても大丈夫か不安なところもある。
日本国憲法と日米安全保障条約で大丈夫か?
日本国憲法と日米安全保障条約で大丈夫か?
プーチン大統領の卑劣なウクライナ侵攻を毎日TV報道で見、国連がプーチン大統領の暴挙を全く止められない実力を確認すると、
日本が突然どこかの国から侵略を受けた時に守ることが出来るのか疑問に感じる。
当面考えられる侵略国はロシア、中国、北朝鮮及び韓国である。
韓国は他の3国とは意味が違うが既に竹島を実効支配している事から可能性として加えたものである。
これまでは日本国憲法は唯一の被爆国という背景もあって政治家も弁護士達も誇りに感じ遵守する必要性を訴える人が多かった。
日米安全保障条約の影響もあり専守防衛で安全は守れると考えてきたのは国民の大半も同様であった。しかし、2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻の悲惨さを見せられて日本国民は日本も安全ではないことを痛感したのではないか?
日本国憲法の三原則とは①国民主権、②基本的人権の尊重、③平和主義である。
最近特に指摘されているのは平和主義に係わる第9条の改正である。
憲法第2章の「戦争の放棄」には基本的形式や構造を解説する唯一の条文として第9条があり、
【日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。】と記載されている。
ロシアが突然北海道に乗り込んできて一部を占拠しさらに進軍を開始した時、中国が台湾に続いて沖縄に進軍して来たとき、
北朝鮮が九州にミサイル攻撃を仕掛けてその後上陸して来たとき、日本は平和主義だから止めろと言っても、
日本は日米安全保障で守られていると言っても、進撃を止める対抗策としては役に立たないのである。
まして核を使われてしまったら周囲は海で逃げ道がないので策の打ちようが無い。
米国にしても日本に置いている米軍基地は真っ先に攻撃される可能性が高いので、
侵略が開始されたら先ず自国民の防衛を最優先に考えるであろう。そうなると米軍基地以外は無防備に近い状態になってしまう。
世界が平和な状態であれば特に問題は無いが、ロシアや中国の動きを見ていると日本として自力防衛をする必要を強く感じる。
日本は自衛隊を持っているがこれは軍隊で無いので軍隊を持たない珍しい国なのである。
平和憲法は是非守れば良いと思うが、専守防衛の為に十分な最新技術を取り入れた武器や機器を日本中に張り巡らせる必要があるだろう。この問題はこれまで十分な対策をとってこなかっただけに凄く急ぐ必要があると感じる。
防衛費が国の予算の2%を超えるとか超えないとかいった水準の議論をしている時ではないように思う。
ロシアのウクライナ侵攻・その後1
ロシアのウクライナ侵攻・その後1
4月に入りロシアはキーフ攻撃を中止して東に移動しているという。
これが東方面に戦力を集中させるためか、体制の立て直しを意図したものかは分かっていない。
ロシア軍が去ったキーフ近郊の町に入ったウクライナ軍が見たものは住民の大量虐殺であった。
街路にいくつもの無残な遺体が放置されているという。
グテエレス国連総長も米国のブリンケン国務長官もこの映像を見て愕然としたそうだ。
これからロシア軍は東部及び南部に戦力を集中させ、できるだけ早く完全陥落させる意向という。
おそらく陥落後にはキーフ近郊の悲惨な光景が再現されるのであろう。
米国やNATOを中心とする民主主義国達は何故こうしたプーチンの好き勝手な残虐行為を放置するのか?
核を使われては困るだけで放置して良いのだろうか?
プーチンが核を使えば、報復でプーチンが隠れている場所もモスクワも壊滅されるのだから、
正常な人間であればそんな暴挙に出れるはずはない。
そうであればある程度のリスクは覚悟の上でロシアの侵攻阻止に動くべきであろう。
報道では、プーチンはパーキンソン病や甲状腺がんの可能性があってここ数ヶ月医師団がプーチンに張り付いているとも言われている。
ひょっとするとプーチンは自分の死を認識して、ウクライナも世界も関係なく自分の理想を実現す夢に突き進んでいるのかも知れない。
バチカンのローマ法王がウクライナ訪問を考えているという。
十戒でモーゼが果たした出エジプトではないが、ローマ法王がマウリポリの住民を救う出マリウポリである。
国連も米国もNATOも手をこまねいているだけの現状下、
頼みの救世主はイエス・キリストの伝導後継者であるローマ法王しかいないのかも知れない。
満開桜を楽しめない!
満開桜を楽しめない!
先日孫達と砧公園に行ったら桜が満開であった。
例年なら素晴らしいと感じ、さらに満開桜を求めて公園の中を歩き回るのだが、
今年は自分も回りの人達も満開桜に美しさを感じていないようだ。
コロナ禍で自粛させられていた時期が長かったので、桜を観賞するより一時でも開放感を味わおうと考えているのだろう。
昨日の報道では再度コロナ感染が増え始めているのでこれが余裕の無さにつながっているのかも知れない。
さらにおぞましい程のロシアの振る舞いを映像で見ていると気が滅入って外出もしたくなくなる。
満開桜の美しさを心底楽しめる開放感は一体いつ取り戻せるのであろうか?