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補聴器購入について知っておくべき情報 - 補聴器の選び方から販売店紹介まで!はじめての補聴器

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耳鼻咽喉科で耳の状態を知る

聞こえは悪くなって、そろそろ補聴器を買おうかなと思ったら、まず耳鼻咽喉科で自分の耳の状態を見てもらい、その状態を把握してください。これは最重要事項です。

耳鼻咽喉科では次のようなことをやってくれます。

  • 問診
  • 外耳道や鼓膜を診る
  • 耳以外にも、鼻、咽喉頭、顎関節を診る
  • 耳垢除去(必要に応じ)
  • 聴力検査
  • 語音聴力検査
  • その他の検査※補充現象検査、鼓膜や中耳の検査、聴性脳幹反応、耳反響放射など

耳鼻咽喉科は眼科や歯科と比べ範囲が広いので各耳鼻咽喉科医の得意分野があるようです。出来れば補聴器相談医を訪れましょう。

耳鼻咽喉科医が連携している補聴器販売店を紹介してくれることがありますが、これまでお世話になっている販売店がある場合、販売店選びはご自身ですることを勧めます

過度な期待

補聴器を使用したら健聴な時と同じように聞こえるとか、使用したらすぐになんでも聞こえるようになるといった過度な期待は持たないことが重要です。伝音難聴の場合は耳垢掃除や治療で元に戻る可能性がありますが、感音難聴の場合は内耳の有毛細胞が劣化している場合が多く、完全に健聴な状態に戻ることはありません。しかし、個人差はありますが、本人と販売者の取り組みによってかなり改善することは可能です。

積極的な購入姿勢

もう一つ大事なことがあります。それは、補聴器を使用するご本人の積極性と使いこなす意欲です。たまたま二人のお客さんがいて聴力を測ったら、ほぼ同様の内容だったとしましょう。同じ初期設定状態にした補聴器を両者に聞いてもらったら、一人はかなり聞き取りが良くなったと言い、もう一人は全然良くないと言うケースは結構あります。この例のように人の聞こえは様々なので、初期の設定だけで一人一人の満足度を限りなく高めることはできません。ご本人がご自身の要望について試聴期間も購入後も状況を細かく説明し、それに販売者が都度微調整を繰り返しながら、満足度を高めるプロセスが必要です。是非このような積極性と満足度を上げる意欲を継続させましょう。

補聴器使用時の厄介事

補聴器を使うときに厄介事は次の3つです

補聴器を使うときに厄介事は次の3つです

補聴器購入後のアフターケアは使う方の使用環境に合わせた微調整を進めて行くことですが、3つの厄介事が順繰り発生し、その都度使う方が販売店に駆け込むために、販売店はその対応に追われ、肝心の微調整に進めないと言った事態がこれまでかなり見受けられます。
ハウリングについては各メーカーのハウリング抑制機能が進化したことやRIC(レシーバ分離型)耳かけ型が登場したことで、現在はかなりの問題が解消されています。

電池については使う方の意識が大切です。電池の消耗を確認すること、電池の表裏を間違えてケースに入れないこと、不使用時は電源を切ること、バッテリーケースを乱暴に扱わないことなどをしっかりやりましょう。2016年後半から、3年間ほど使用可能な充電式補聴器も出てきました。リチウム電池の充電回数が飛躍的に伸びたので経済的にもメリットがあるかもしれません。しかし、発売されている機種が限られているので、どんな製品があるのか販売店で聞いてみてはどうでしょうか。

最大の厄介事は耳垢で、現在でも対策は日々のお手入れしか方法がありません。使う方がご自身であまり手入れをしないために、音質がおかしくなったり、断音になったりして、販売店に耳垢除去をお願いしている方が多いようです。耳垢は放置しているとレシーバに付着して除去できないこと、さらには、レシーバ自体を劣化させることがあるので、やはり日々のお手入れが大切です。補聴器を購入するときに、販売店はお手入れ用の付属品による日々のお手入方法を細かく説明しています。大事なことなので良く理解するようにしてください。自宅で簡単に操作できる吸引方式の機器も販売されているので販売店に相談してください。

補聴器販売店選びのコツ

販売者の倫理観

補聴器販売店は事業として収益を上げなくてはならないのは当然のことと思いますが、それ以上に、より良い聞こえと生活の質を提供するという高い倫理観を持った販売者であること。

販売業者の届け出と医療用具販売管理者

補聴器の販売に際し、最寄りの保健所への届け出と医療機器販売管理者がいることが義務付けられているので販売店内にその証書があるかを確認する。

販売者の人間性

どのような状況で使用したいかという主訴をしっかりと聞いてくれ、それを何とか実現しようという意識が高い人間性のある販売者であること。

聴力測定時の言葉の聞き取り測定(67Sや3音節単語など)

プーとかピーという音の聞き取りを行う聴力測定する時に、言葉の聞き取り測定もしっかりやってもらうこと。補聴器を装用しない状態とした状態で言葉の聞き取りがどのように改善しているか把握することが一番大事です。

複数機種の試聴

製品やメーカーによって音質は異なります。本人が気に入る音質の好みもあるので、複数機種の音を聞かせてもらえること。

デジタル補聴器の調整(フィッティング)における販売者の知識と経験

一人一人異なる聞こえに調整するには、補聴器に搭載されている機能群や操作に熟知していなければならないし、これまでの経験で改善を促進することも出来るので知識と経験を良く聞いてください。

認定補聴器技能者の存在

国家資格ではありませんが認定補聴器技能者という業界資格があります。

一般的には認定補聴器技能者がいる販売店がお勧めですが、その人の人間性がどうか、また、現役として業務をしている人かどうか確認することが大事です。

試聴期間

販売店で初期調整後、自宅やいろいろな場所で試聴する期間のことですが、販売店によって試聴期間は違いますので、まず話し合って決めてください。

返品期間

クーリングオフのように各補聴器メーカーは自社製品医対する返品期間を設けています。以前のように十分な試聴期間を設けずに販売していた時は、販売店がメーカーの条件を自動的に適用する傾向がありました。しかし最近は試聴期間が大幅に伸びている製品もあり、一定の返品期間が適用できない場合もあります。補聴器の返品期間については、購入する際、販売店に確認してください。

購入後の微調整やアフターサービス

補聴器を使いこなすためにはきめ細かな微調整やアフターサービスが不可欠です。購入する前に微調整やアフターサービスがどのようにされるのか、販売店に良く聞いてください。

点検修理に対する知識と経験

補聴器は精密機械で耳垢や湿気に弱いところもあります。断音したり、音質が変わったりすることもあるので、点検や修理についてどのような対応がされるのか販売店に聞いてください。

購入の流れ

安心かつ信頼の販売店の原則は次のような過程で進みます。出来ればご家族と一緒に販売店に行くことをお勧めします。

ステップ1
カウンセリング

ご自分の主訴を説明し販売者に十分理解してもらってください。

ステップ2
聴力測定

現在の最小聴力を測ります。これがデジタル補聴器の初期自動調整のデ-タになります。同時に言葉の聞き取り測定をします。これが今後微調整を進めて行くうえで重要なデ-タになります

ステップ3
補聴器選択

主訴や聴力測定結果を踏まえ、販売者が補聴器を選択してくれますが、出来るだけ2種類以上聞かせてもらうようにしてください。音質の好みが人によって異なります。

ステップ4
初期調整

初期の段階なので最高の状態になることはないですが、その後の微調整幅を軽減する努力が求められます。(この段階で販売者の技量、経験及び人間性が浮き彫りになります。

ステップ5
試聴

初期調整の結果をもって試聴期間に入ります。試聴期間については販売店によってばらつきがあります。ご自身が納得できる期間を販売店と相談してください。試聴の方法については販売者が良く説明をしてくれますが概ね次のステップになります。

ステップ1静かな家の中での練習

ステップ2相手一人との会話

ステップ3ラジオやテレビを聞く

ステップ4劇場や講演会等で聞く

ステップ5集会所やレストランでの会話

ステップ6電話で話す

ステップ7様々な環境下で長時間使用する

ステップ6
購入

支払い条件は販売店によって異なりますので、販売店と交渉してください。代金支払い後の返品期間を販売店が定めていますので確認してください。

アフターケア

購入後いろいろな環境で補聴器を使うと、都度聞こえが違うように感じたりします。その変化に対応するのがこのアフターケアで取り組むことです。ユーザーの要望に100%答えることは不可能ですが、限りなく近づけることは可能なので、諦めたり妥協したりせずに販売者と共にベストを尽くしてください。

補聴器の分類と電池サイズ

耳あな型ITE 大きい ITE
電池サイズ13
ITC 中くらい hearingaid_02.png
電池サイズ312
CIC 小さくほとんど見えない CIC
電池サイズ10A
IIC 全く見えない IIC
電池サイズ10A
耳かけ型ノーマル 電池サイズ13、312 hearingaid_05.png
ハイパワー 電池サイズ675、13 hearingaid_06.png
RICオープンタイプ
(※)
電池サイズ312、10A hearingaid_07.png
ポケット型 乾電池 hearingaid_08.png
  • ※RICとは:Receiver in the canalの略称です。従来の耳かけ型と異なり、レシーバが本体から分離されて外耳道に収まるタイプです。特徴は次の通りです。
  • ①レシーバが本体にないので小型化が実現できること。
  • ②チューブはレシーバを結ぶリード線を通すだけなので従来型の2mm径からほとんど見えない細い0.9mm径に出来ること。
  • ③レシーバがマイクと隔離されることでハウリングが起きにくく、密閉しないオープンタイプの耳栓が使えること。
  • その結果、音質のこもり感を解消し、目立つことを避けることができるので、日本だけでなく世界でも主流の製品になってきています。

補聴器選定の目安

  • 目立たない・・・耳あな型(CIC、IIC)、小型RIC
  • すぐに使いたい・・・耳かけ型、ポケット型
  • 水や汗に強い・・・防水機能付き耳あな型及び耳かけ型
  • 簡単に耳に装用できる・・・耳あな型(CIC、ITC)
  • 高出力:ポケット型、ハイパワー耳かけ型
  • 簡単操作:ポケット型、リモコン対応補聴器
  • 価格重視:ポケット型、低価格耳かけ型
  • 電池が長持ち:大きいサイズの耳かけ型、耳あな型(ITE)

補聴器購入の傾向

日本補聴器工業会が毎四半期に出荷台数を公表しています。工業会に参加しているメーカー様が自主的にその期間の出荷台数を公表して集計したものです。メーカ様は販売に至るまでに先行して製品を出荷することが多々あるので、期間的不規則なずれが生じる販売台数より、正確に期間中の製品の流れを表す出荷台数を採用しています。

歴史的に見ると、およそ15年前まで日本市場は耳穴型が50%以上を占めていまして、中でも、見えにくいCICの人気が高かったようです。その後、小型の耳かけ型が登場してから傾向が変わりはじめ、レシーバ(スピーカ)を分離して外耳道に挿入するRICタイプの耳かけ型が出現してから、急速に耳かけ型が耳あな型を上回るようになりました。2016年の出荷台数データを基準に、デジタル補聴器に絞って各タイプを比較すると次のようになります。

ポケット型:3.6%、RIC:27.8%、通常の耳かけ型:34.0%、メガネ型(骨導型):0.1%、耳あな型:34.4%

さらに、耳かけ型全体と耳あな型だけで比較すると、耳かけ型全体:64.2%、耳あな型:35.8%になります。耳かけ型が伸びた原因は小型化が進んだことが第一ですが、ハウリング抑制機能が飛躍的に向上したことが伸びに拍車をかけました。従来の密閉型耳栓ではなく空気穴が開いたドーム型の耳栓を使用して、こもり感が解消されたことが大きいと思います。耳あな型もハウリング抑制機能が向上したことで、大きなベント(空気穴)をつけることが出来るようになり、こもり感の大幅な解消につながっています。

 

調整に重要な機能群

販売者が調整及びアフターケアで最も良く使う機能群ですが、すべての製品に装備されているわけではありません。各機能の内容について販売者に説明をしてもらい、主訴な内容や価格と合わせて製品を選択するようにしてください。

「機能群と価格の関係」!

価格の項目でも指摘していますが、補聴器の価格は補聴器に搭載されている内容、特に機能群の性能が最も深くかかわっています。値段の格差がどの様な理由で発生するのかを理解して頂く目的で、現在一番売れているRIC製品を対象として、メーカー毎に最高級製品と中級製品に、搭載されている機能群比較の一覧表を作成しました。比較表の留意事項に記載しました通り、この比較表は上記に解説している機能群を主体に、各社の最新カタログからまとめた内容ですが、各機能の有無についてカタログ上では不明瞭な点も否めません。従い、正確な内容に興味のある方は、各メーカーに直接問い合わせるか、最寄りの補聴器販売店で、取り扱っている製品の機能群について詳しく説明を受けることや、試聴をさせてもらうことをお勧めします。添付した表はスペースの制約により、3部に別けて作成し掲載しています。

比較表1はこちら):オーティコン補聴器、GNヒアリングジャパン、ワイデックスジャパン

比較表2はこちら):ソノヴァ・ジャパン、シバントス株式会社、スターキージャパン

比較表3はこちら):リオン株式会社、パナソニック補聴器。コルチトーン補聴器

価格

現在,各メーカー様が販売している補聴器の価格帯は凡そ5段階になっていようです。勿論、個々のメーカー様を見ると多少のばらつきはありますが、全体的な把握という観点でお読みください。一番高額なのは片耳で40万円より上の価格になります。2番目が約30万円から40万円、3番目は約20万円から30万円になります。その下の4番目と5番目が特にメーカー様によって価格政策の差が出てくるようですが、4番目が約13万円から22万円で、5番目が約5万円から15万円と掴んでおいてください。様々な環境で音質を調整する中核的な機能はハウリング抑制、騒音抑制及び指向性調整になりますが、ほとんどのメーカー様がこれら3つの最先端機能は上位2段階若しくは3段階迄に設定しています。最近は高音域が急に悪くなっている方々用に、高音域の音を中位域から低位域に移動することができるようになりまして、この機能も上位3段階に設定しているメーカー様が多いようです。

補聴器の価格は高いと思われる方がたくさんおられるようです。両耳価格で100万円と言われると、車が買えると驚かれる方も少なくありません。少し補足説明をしましょう。音速は凡そ1秒間に340メートル進みます。皆さまが話す言葉もこの速度で進行していきますから、補聴器はその速度に遅れずに様々な調整を加えた音声を継続して内耳の送り届けなければなりません。しかも、通常のPCとは異なり、僅か5ミリ四方以下のICチップに必要な回路を埋め込み、一秒間に億単位の分析や計算をするそうです。メーカー様側の補聴器価格に最も影響を与えるのはこのデジタルチップの開発コストと言われています。より高度な機能や速度が常に求められる為に、補聴器メーカー様のデジタルチップ開発に終わりは無いといっても過言ではないでしょう。先行する巨額の開発コストを早期に回収するために、各メーカー様が最高機種から市場に投入されるのも無理はないと考えられます。

各販売店様に試聴を目的に訪れると,一般的には3番目の機種を進められると思います。これは価格のこととお客様に満足していただける調整機能群を考え併せて、お勧めしていると推測します。最初から最高額の製品を勧める販売店様に対してはその理由の説明を良く聞いて、納得するようにしましょう。 

価格について欧米と大きく違うことがあります。欧米では、製品本体の価格と販売店のすべての業務に絡む価格(総じてフィッティング料と言います)を別建てにして販売店が設定表示しています。日本では、両方をまとめてメーカー様が価格を決めてカタログに記載しているので、販売店のフィッティング料という認識が根付いていないようです。高額になればなるほどフィッティング料の比重は高まるので、フィッティング料に見合う仕事をしてくれる、信頼できる販売店(販売者)選びが大切です。

日本補聴器工業会の出荷台数データによると、2017年1月~6月に出荷された補聴器の価格帯比率は次の通りです。

10万円未満:22.1%、10~20万円未満:42.4%、20~30万円未満:21.4%、30~40万円未満:9,4%、40万円以上:4.7% (20万円未満までが全体の64.5%を占めています)

 ●各補聴器メーカーがカタログに掲載している価格表をPDFにして添付します。最新製品が出る段階で順次書き変えてまいります。このリストによって、補聴器の市場価格全体が掴めると思います。

次の点に留意をお願いします。

① 全体を5段階に分けました。

② 最上級から普及レベルまで最新製品があるメーカーはそれらを記載しています。普及レベルに最新製品がない場合は、上級

  レベルと入門レベルの中間価格の製品を弊方で選択しましたので、それが普及製品になっているかどうかは不明です。

③ 入門レベルは、各社のカタログのデジタル製品の最低価格製品を掲載しています。

各補聴器メーカーの価格詳細はこちら

 

 

両耳装用

日本の補聴器保有者の約40%が両耳装用と言われています。欧米は60%以上と言われているので日本はかなり低い水準です。理由は片耳で使用している人のうち75%の人は両耳に難聴があるにも拘わらず、片耳しか使用していない為と言われています。難聴は進行しますので、75%の対象者は出来れば早い段階から両耳装用にされることを勧めます。

両耳装用には次のような効用があります

  • 右左どちらから話しかけられても聞こえる
  • 方向感や立体感が得られる
  • 言葉を理解しやすくなる
  • 両耳の加算効果で音を良く聞き取れる
  • 騒音の中でも必要な音を聞き取ることができる
  • 脳神経の聞こえの回路が劣化するのを防ぐ
  • 聞き取りが楽になり疲れにくくなる

家族や周りの方へ助言

難聴者が補聴器を使用する際、大切なのは家族や周りの人の理解と協力です。家族や周りの人はぜひ次のようなことを心がけてください。

  • 相手の正面から話す
  • 静かな環境で話す
  • 近づいて話す
  • ゆっくり、はっきりと話す
  • 口にものを入れた状態で話さない
  • 普通の大きさの声で話す
  • 繰り返しや言い換えをする
  • 話し始めに相手の注意を喚起する
  • みんなで一度に話しかけない
  • 大事なことはメモで渡す

修理と保証

国民生活センターに寄せられるクレームとして、修理や保証に関連したこともかなりあるようなので、製品の一般的な流れを説明しておきます。メーカーが新製品を市場に投入するときに、その製品の販売期間を設定することはありません。終了(廃版)時期はあくまでその製品の販売動向、次期新製品の投入時期、そして他社との競合性等の中で決められます。一方、投入した製品が廃版になる前にその製品の修理可能期間を市場に公表しなければなりません。その期間が、未来永劫ではなく、一般的に5年になっています。何故なら、修理用に保管しておかなければならない部品の量が膨大になるからです。”ほとんど使用していない8年前に購入した補聴器が故障しているので修理を依頼したら、高額の見積もりが提示されて驚いている”といったクレームがよく発生しています。高額になる原因はこの修理可能期間にありますが、一般的に5年といっても、共通部品によっては修理対応が出来るときもあるので、実際には見積もりを依頼しないとわからない場合が多いようです。補聴器を購入するときに、販売店にその製品の販売期間と廃版後の修理可能期間を一応聞いておくのが良いと思います。販売店が決めることではないので、明確な回答はないと思いますが、お互いが共通の意識をもっていることが大切です。各メーカーはこれまでの経験やノウハウに基づいて、補聴器が出来るだけ故障しないように様々な対策を立てていますが、やはり故障はつきものです。特に多いのが断音ですが、販売店がメーカーに修理を依頼する断音原因の半分以上は耳垢や湿気によってレシーバやマイクが劣化したことに起因しています。最近のデジタル補聴器は、故意ではなく発生した自然故障について、通常2年間の無償保証を付けています(障害者総合支援法対象製品や価格が安い補聴器は1年)。無償修理の保証期間が過ぎると、故障の都度見積もりをしたうえでの有償の修理となりますので、不要な経費を発生させないためにも日々のお手入れをする習慣をつけることが大切です。日本補聴器販売店協会が「デジタル補聴器延長保証プラン」を用意しているので、販売店でそのプランの説明を受けるのも一つの対策でしょう。故意に発生した故障や紛失などは対象にならないので注意してください。日々のお手入れのコツを掲載します。

  • 除菌衛生綿で拭く
  • 使わないときはスイッチを切る
  • 使わないときは補聴器を乾燥ケースに入れる
  • レシーバの音道を付属品で掃除する。吸引式の機械もありますので販売店に相談してください
  • 耳かけ型の耳栓、チューブ、イヤモールドにたまった水滴を取る
  • 定期的に販売店で点検してもらう

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